「craft-k」という工房名で、滋賀県信楽町にて作陶されています。粉引をベースにしながらも、印象的なアレンジが施されたうつわが特徴。大原さん独自のデザインだという裂粉引をはじめ、刷毛目や鎬など装飾の幅は多岐にわたります。毎年5月に開催される信楽作家市でも大人気の作家のひとり。いろいろな表情のうつわを集めたくなる作り手です。
ぼてっとかわいいどら鉢
キゴコチで取り扱っている大原拓也さんのうつわは、渋くてかっこいい印象のものが多いのですがこれは別。なんだかぼてっとしてかわいい雰囲気です。自分のなかの大原拓也さん像に縛られすぎるのもよくないと思い、今回制作をお願いしました。
どら鉢とは、リムがまっすぐに立った浅い鉢のことをいいます。円盤型の打楽器「銅鑼」にかたちが似ていることから、その名がついたのだとか。どら焼きのドラと一緒ですね。両手に収まるくらいのサイズですが、深さがあるぶん見た目以上にたくさん料理を盛れます。
無駄のない美しさをもつ鎬の文様
うつわにハマりだすと、いろんな色や装飾にどんどん目が移っていきます。「あれもいいな〜」「こんなのもあるんだ!」という風に。でもたくさんのうつわを見た先に、結局戻ってくるのは鎬なんじゃないかと思います。
無駄な要素がなくて、削ぎ落とされた美しさがあります。一見すると面白みに欠けるように思うかもしれませんが、実は作家によってまったく違う表情が楽しめる面白さがある。彫りの深さや稜線の太さ、全体の雰囲気など、本当に十人十色です。わたしが大原さんの鎬文様から感じるのは「力強さ」と「潔さ」。それが信楽の荒っぽい土によく合っています。
どら鉢 鎬粉引
素材 | 陶器 |
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サイズ | 径 約14.5cm×高さ 約5cm |
重さ | 約320g |
対応 | 電子レンジ(×)/食洗機(◯) |
作家のうつわは一つ一つが手仕事によって作られているため、大きさ・形・色合いには個体差があります。
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