黒木昌伸窯
江戸時代から一子相伝(=自分の子ども1人だけに技法を伝えること)で受け継がれてきた小鹿田焼。黒木昌伸窯もそのひとつです。
地域の考えから作り手の名前を裏に刻むことはないため、一見するとそれが誰の手によって作られたかを判別するのは難しく見えます。ただそのなかにあっても、黒木昌伸さんの丁寧なしごとは人の目を惹きつけるものがあり、ひときわ強い個性を放っていると私たちは感じます。
リズミカルな飛びかんなの模様
中心から円を描いていくような細かな模様は「飛びかんな」と呼ばれる技法。ろくろを回しながらうつわの表面にかんなを当てて、リズミカルに模様をつけていきます。中心から広がるように模様が入るため、中央の料理が主役として引き立てられて見えるのが特徴。また手に持つと、かんな部分の凹凸が指に心地よい刺激を与え、「手になじむ」という感覚をよく実感できます。
一品料理にちょうどいいサイズ感です。ある程度の深さがあるので、肉じゃがや煮物などの少し汁気のある料理も受け止めてくれます。使い勝手が良く、何かと出番が多くなりそうですね。
知っておいてもらいたいこと
高台に化粧土・釉薬が若干付着していることがあります。あらかじめご認識のほど、よろしくお願いいたします。
5寸フチ角 切立皿 飛び鉋 白
素材 | 陶器 |
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サイズ | 径 約15.5cm × 高さ 約5cm |
重さ | 約290g |
対応 | 電子レンジ(△)/食洗機(◯) |
目止め | 推奨 |
作家のうつわは一つ一つが手仕事によって作られているため、大きさ・形・色合いには個体差があります。
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