黒木昌伸窯
江戸時代から一子相伝(=自分の子ども1人だけに技法を伝えること)で受け継がれてきた小鹿田焼。黒木昌伸窯もそのひとつです。
地域の考えから作り手の名前を裏に刻むことはないため、一見するとそれが誰の手によって作られたかを判別するのは難しく見えます。ただそのなかにあっても、黒木昌伸さんの丁寧なしごとは人の目を惹きつけるものがあり、ひときわ強い個性を放っていると私たちは感じます。
「日用雑器」として日々使えるうつわ
黒木昌伸窯をはじめ小鹿田焼の魅力のひとつが、手に取りやすい価格であること。これには「庶民の陶器」という考え方が根底にあります。人々が生活に使うための陶器を作る、そんな古くから継がれてきた思想・技法が、今なお残る10軒の窯元によって守られているのです。
だからこそ、うつわの形もわたしたちの生活に根ざしたものばかりで、こちらの2合壺も実用的な一品。餃子につける味噌ダレを入れたり、カレーに添える福神漬けやらっきょうなどを入れてもいいですね。小さくても食卓で存在感があります。
2合壺 刷毛目 白
素材 | 陶器 |
---|---|
サイズ | 径 約10.5cm × 高さ 約11cm |
重さ | 約350g |
対応 | 電子レンジ(△)/食洗機(◯) |
目止め | 推奨 |
作家のうつわは一つ一つが手仕事によって作られているため、大きさ・形・色合いには個体差があります。
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